【Graveyard Keeper】開始数分で倫理的ジレンマに慣れる

鋭いツッコミ。

中世の墓守になって墓場経営するグレイブヤードキーパー、遂にクリア! 遂にとは一体どれぐらいやってるのかというと、実に53時間かけました。53時間!序盤に転移石を買っておけばこのうち10時間は節約できたんじゃないかと思います。転移石無限に使えますので早めに買ってね!って誰かNPCに優しく教えてもらいたかったな……でも最初のうちは隅から隅までマップを歩き回って位置を覚えたのでその為にも歩く時間が必要だったのかもしれない、と自分に言い聞かせています。
主人公は現代から中世の墓場に飛ばされたとあって最新テクノロジーを惜しげもなく使用……するかと思いきや錬金術や魔術等を操るのでこの中世、異世界ファンタジーの世界だということが判明(遅)ハンバーガーやイケアとか現代の言葉が主人公から発せられるのが面白いです。元の世界に恋人を置いてきたので一刻も早く帰りたい主人公。次元の扉を開いて帰るために人々の悩みを解決していきます。関わる人々がどんどん事情が明らかになっていって相互に関係し合ってるのわかって、ラストスパートはかなり胸熱でした。ならず者スネークのイベントは中々過激なものが多いのに主人公が全く動揺せずに対応してるのが特に道徳観がヤバくて、開始早々で慣れてたヤバ倫理観にも引けをとらない凄さ。
何故開始数分で慣れるのか? それは否応なしに死体を解剖するからです。この死体から取り出した内臓を錬金術に利用したり肉を売ったりします。埋葬や火葬をすれば埋葬証明書で収入を得られますが、埋葬する際死体の質を高めるためにも解剖は必須です。灰と塩になる火葬なら解剖せずにいられるのでは?と今思いましたが、最初に解剖を教わるので自然と解剖するようになりますしクエストを全てクリアするためにも解剖は必須です。必須です。こうして全てのプレイヤーがこのヤバ倫理観に慣らされることになります。闇の臓器最高ー!!

墓守というだけあって墓を綺麗にするのが最も楽しいですね!最初は荒れ果てていた墓地を少しずつ整備していくと達成感があります。段々と教会も立派になってそこで祝日に説教もできるようになると教会の中にも蝋燭や懺悔室などを作ったりやることがいっぱいです。主人公のDIY力が火を吹きます。説教すると人々の信仰が形になって収集できるのが面白い。信仰が無いと臓器を研究できなかったりするので、人々の信仰心による賜物なんだなあ……(良い話風に纏めようとしつつ無理があった)
DLCで愛すべき髑髏のNPCジェリーのことや他にも世界の謎が解明されるらしいのでそのうちやりたいなと思いますが主人公が愛しい人に会えた喜びにもう少し浸らせておきたい。

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